伝統の技法を守り続けて130年余(明治18年/1885年創業)の蔵元です。

田中酒造場のご紹介

　岡山県美作市の大原地区は、遠く大和朝廷以前の古代の時代から山陽と山陰を結ぶ交通の要所として発展し、江戸時代には因幡藩主池田候が参勤交代する際の宿場町となり本陣や脇本陣が整備されました。 中国山地の寒冷な気候・清冷な地下水・豊かな米に恵まれ、明治初年よりお酒造りをはじめて135余年になります。
　今では珍しい槽（ふね）と呼ばれる搾り機に、もろみを詰めた酒袋を並べ、ゆっくり時間をかけて搾ります。 創業よりの銘柄『大原白梅』や剣豪・宮本武蔵の生誕地にちなんだ『武蔵の里』を地元主体に販売しております。
1970年代後半より明治時代の手法である山廃もと（やまはいもと）造りを復活させたり、吟醸酒に挑戦するなど日々研鑽を重ねて、 現在では、『白梅』、『武蔵の里』、『宙狐』、『山王』の銘柄を手間をおしまず丁寧な日本酒造りをモットーに手造りの酒をお届けしています。

田中酒造場概要